動物が主人公となり、深いテーマを感じさせる『平成狸合戦ぽんぽこ』はジブリ作品の中でも異色な魅力がある作品です。
公開から30年近くが経つ『平成狸合戦ぽんぽこ』ですが、今でも根強い人気があります。
しかし、TV放送が少ないことから放送禁止なのでは?という噂があるようです。
『平成狸合戦ぽんぽこ』はどこで見れるのでしょうか?
また、一部で噂されている都市伝説も気になりますね。
この記事では、『平成狸合戦ぽんぽこ』は放送禁止で放送されないのか?どこで見れるのか?そして都市伝説の噂についても調査していきます。
『平成狸合戦ぽんぽこ』は放送禁止で放送されない?
『平成狸合戦ぽんぽこ』が公開されたのは1994年7月16日です。
監督・脚本は高畑勲さんです。
当時スタジオジブリで初めて宮崎駿さん以外が監督を担当する作品ということで大きな話題となりました。
『平成狸合戦ぽんぽこ』のあらすじ
作品の舞台となっているのは昭和40年代の高度成長期、東京都多摩市です。
影森の正吉(タヌキ)の語りで物語は始まります。
東京都多摩市では多摩ニュータウンの計画がすすめられ、次々と山が削られ住宅が建設されていました。
多摩の山に住むタヌキ達は危機感を募らせ話し合い、化け学を学び計画の中止を目指します。
開発は多摩だけではなく全国的な問題でした。
キツネと協力し合ったり、四国に住む伝説の長老タヌキを呼び寄せ大規模な作戦を決行したり奮闘します。
開発計画の中止を巡ってタヌキの中でも、慎重派と強硬派に分かれたりと様々な問題も発生します。
果たして、開発は中止されるのか?
化け学を習得できない並のタヌキはどうなってしまうのか?…
この作品では、美しい日本の風景や移り変わる季節も感じることが出来ます。
この世界に生きているのは人間だけではないということ。
人間の好き勝手に自然を破壊していいのか?
本当に、人間と動物が共存して暮らす道はないのか?
『平成狸合戦ぽんぽこ』からは、社会問題や、強いメッセージ性を感じます。
子どもから大人まで、今の時代だからこそ改めて、1度は見て欲しいと強くおススメできる作品です。
『平成狸合戦ぽんぽこ』放送禁止の噂は本当?
根深い人気のある『平成狸合戦ぽんぽこ』ですが、放送禁止という噂があるようです。
『平成狸合戦ぽんぽこ』はもう放送されないの?
『平成狸合戦ぽんぽこ』は放送禁止にはなっていません。
『平成狸合戦ぽんぽこ』地上波での放送回数は?
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、地上波で何回放送されてるの?
9回です。
1995年の公開から2023年までの間に、『平成狸合戦ぽんぽこ』が地上波で放送された回数は9回です。
直近で公開された年は2019年4月でした。
『平成狸合戦ぽんぽこ』が放送禁止だという噂が流れたのは、2006年~2013年まで放送間隔があいたことが原因だと思われます。
次の放送はいつかな?
今年(秋~冬)か来年(予想)
直近の地上波放送が2019年4月なので、そろそろ放送されるのではないかな?と予想できます。
放送日時の情報が入り次第更新しますね♪
『平成狸合戦ぽんぽこ』の都市伝説
『平成狸合戦ぽんぽこ』の都市伝説を調査したところ、都市伝説は1つではありませんでした。
『平成狸合戦ぽんぽこ』の都市伝説
- 耳をすませばと繋がっている。
- 長老狸は歴代総理がモデル。
- タヌキは日本人、人間はアメリカ人を表している。
耳をすませばと繋がっている?
実はジブリ作品で明確にモデルの舞台が設定されている作品が『耳をすませば』(1995年公開)です。
なんと『耳をすませば』の舞台は多摩ニュータウンでした。
そして『平成狸合戦ぽんぽこ』のエンディングに描かれた夜景は『耳をすませば』のオープニングに登場する夜景と共通しています。
『平成狸合戦ぽんぽこ』では、開発途中だった多摩ニュータウンの数年後の世界が『耳をすませば』だと言われています。
作中で登場するコンビニや、カーブの多い道路など2つの作品には共通点が多いことがわかりました。
『耳をすませば』の時代の多摩ニュータウンは緑の多い町です。
しかし、動物が駆け回れるような自然は残っていません。
『耳をすませば』の作中で主人公は【コンクリート・ロード】という印象深い歌を歌います。(カントリー・ロードの替え歌)
この歌は、高度経済成長と引き換えに、山や川が削られて人間に都合の良い自然だけが残った現状を表していると言う話もあります。
コンクリート・ロードどこまでもつづいてるコンクリート・ロードコンクリート・ロード森を伐り谷を埋め谷を埋め川を殺し西東京(ウエストトーキョー)多摩の丘(マウントタマ)埋めつくす白い家ふるさとはコンクリート・ロードコンクリート・ロードどこまでもつづいてるコンクリート・ロード
引用:耳をすませば
長老狸は歴代総理がモデル??
渡島の団三郎・讃岐のはげ狸・阿波の金長狸
『平成狸合戦ぽんぽこ』に登場する化け学を教えに来る長老狸は、昭和40年前後の内閣総理大臣がモデルになっていると言われています。
渡島の団三郎:田名角栄元総理大臣(新潟県出身)
讃岐のはげ狸:大平正芳元総理大臣(香川県出身)
阿波の金長狸:三木武夫元総理大臣(徳島県出身)
タヌキは日本人、人間はアメリカ人?
『平成狸合戦ぽんぽこ』の物語は、第二次世界大戦中の日本とアメリカを表しているという考察(都市伝説)もあります。
じわじわと追い込まれるタヌキ(日本)と、次々と行われる攻撃に推し負けることなく着実に目的を果たす人間(アメリカ)。
様々な考察を見てから作品を見直すと、また違った見え方がみつかるかも知れませんね。
『平成狸合戦ぽんぽこ』はどこで見られる?
『平成狸合戦ぽんぽこ』をサブスクで見ることは出来るの?
DVDレンタルサービスで見ることが出来ます。
『平成狸合戦ぽんぽこ』以外のジブリ作品も、現在は日本国内では配信されていないようです。
ジブリ作品を視聴したい場合は、DVD宅配レンタルサービスをオススメします。
オススメのDVD宅配レンタルサービス
- TSUTAYA DISCAS
- ゲオの宅配レンタル
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上記のDVD宅配レンタルサービスには、それぞれに無料のお試し期間が用意されています♪
上手に活用して、お得にジブリ作品を楽しみましょう。
ジブリ作品を見たくなったらぜひ、こちらの記事を参考にしてみて下さいね/↓↓↓
まとめ
この記事では、『平成狸合戦ぽんぽこ』は放送禁止で放送されないのか?どこで見れるのか?都市伝説の噂についても調査してきました。
『平成狸合戦ぽんぽこ』は、放送禁止にはなっていません。
今年(秋冬)か来年には地上波での放送もあるのでは?と予想されます。
ジブリ作品は動画配信サービスでは取り扱いがありませんが、DVD宅配レンタルサービスで視聴可能です♪