上げ馬神事は動物虐待?4年ぶりの開催が炎上!伝統をどう考える?

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コロナ渦の自粛が終わり、上げ馬神事が今年、4年ぶりに開催されました。

歴史ある神事ですが、あまりの馬の扱いのひどさや様々な問題に、毎年批判が相次いでいます。

上げ馬神事は動物虐待なのか?

毎年、批判され炎上する理由はなんでしょうか?

この記事では、上げ馬神事は動物虐待なのか?炎上する理由と伝統への考え方について調査していきます。

目次

上げ馬神事が炎上する理由

上げ馬神事とは?

上げ馬神事は、700年以上の歴史を持ち、三重県の無形民俗文化財に指定されています。

三重県桑名市・多度大社で開催される多度祭りの神賑行事の1つです。

高さ2メートル、傾斜30度の坂を馬が駆け上がり、その上り具合で農作の時期や豊凶、景気の良し悪しを占う伝統ある神事です。

新型コロナウイルス感染拡大防止の為自粛されていましたが、今年4年ぶりに開催され話題になりました。

今年2023年5月4日・5日に開催された上げ馬神事には、およそ10万人の観客が詰めかけ盛り上がりました。

なぜ動物虐待だと批判され炎上するのか?

伝統ある神事がなぜ動物虐待だと言われるのでしょうか?

  • 馬が怪我をする
  • 馬を過度に刺激して走らせている
  • 坂を上がるのに適していない馬を走らせている
  • 野蛮
  • 時代に合わない、根拠がない

実際に、2009年5月5日に行われた上げ馬神事で馬を棒で叩いたり横腹を蹴ったりした参加者5名が2011年に動物愛護管理法違反で書類送検されたことがありました。

その後、不起訴となりましたが、これを受け「改善を重ね、健全な祭りを続けていきたい」と大社の平野直裕禰宜が話しています。

馬への過度な暴力や刺激は、観光客に見せ場を作るという目的でどんどん過激になっていたことが原因だと言われています。

2023年現在、残念ながら今年も走る馬の脇腹を強く殴る様子が動画で拡散されています。

そして、実は走らされる馬の種類も上げ馬には全く適していません。

神事が始まった当初は、サラブレットではなく日本在来馬で坂を上がっていたそうです。

日本在来馬は、日本の山の昇降に適しており、多少の坂なら興奮させることなく駆け上がることが出来ます。

しかし、サラブレットは平坦な地面をより早く走れるように改良された馬です。

体型や適性が異なる馬を起用しているのはやはり、見栄えでしょうか。

サラブレットに崖のような坂を走らせることは、怪我をするリスクでしかありません。

馬の競技規定は垂直障害の1.6メートルが最大です。

上げ馬神事のように、坂を駆け上がった上の2メートルの大きな障害は、馬にとって大変危険です。

近年、馬(動物)を利用した占いなんて根拠がない、どう見てもどう考えても野蛮!との批判も多くなってきました。

また、神占いによって選ばれた少年が騎手となり崖に近い坂を上がるため、その高い危険性を問題視する声も多いのが現状です。

怪我をした馬はどうなるの?

2023年5月4日・5日に開催された上げ馬神事の結果

5月4日 成功なし

5月5日 3回成功

成功しなかった馬は斜面から転落する・転倒するなど怪我をする危険が大きいです。

SNSでは、転倒した馬が痙攣する様子なども投稿され悲鳴があがっていました。

神事で怪我をした馬はどうなるのでしょうか?

一般的に骨折などの怪我をしたは、予後不良となり安楽死させられることが多いです。

馬の怪我は治りにくく、中でも骨折は致命傷になります。

上げ馬神事で怪我をした馬が、その後どうなったのかという報告はされていません。

毎年多くの批判や、怪我した馬はどうなったのか?という問い合わせがあるにも関わらず、怪我をした馬の【その後】が明らかにされていない為、不信感を持った人々がさらに批判を重ねる結果になっています。

*2023年5月9日、今年の上げ馬神事では、一頭の馬が骨折し安楽死させられたことが明らかにりました。

生活衛生・動物愛護班は「今年は馬が一頭死んでしまったのと、いつもにましてご指摘を頂いている(中略)世間の声にどう応えていくのか地元の方々と改めて話し合う必要があると考えています」と答えた。

Jcastニュース

日本の伝統としては…

今回、犠牲になった馬がいたことで批判はさらに過熱しています。

犠牲となった馬の馬主が経営する商店には、大きな非難の声が寄せられ、馬主はすべてのSNSを休止し、店も閉めている状態になってしまっているようです。

古くからの伝統と、祭りを楽しんでいた地元の人々から見た上げ馬神事。

外側から、初めてその祭りを知り、上げ馬神事の動画を目にしてショックを受けた他県の人々。

地元の人々は、他県民は口を出さずそっとしておいてほしいと思われるでしょうか?

しかし、他国から見ればどう見えるでしょう。

【日本の伝統】だと見られるのではないでしょうか?

SNSで、タイの雨ごい儀式に動物を使うことを辞めたという投稿を見つけました。

日本の伝統も、より良い形で継続するように考えていかなければならない時が来たのではないでしょうか?

SNSの批判の声は?

SNSには、どのような批判の声があるのでしょうか?

怪我をした馬を心配する声が多く上がっていました。

鼻の部分、大きく凹んだ傷がなぜできたのか、問題になっています。

SNSでの肯定的な意見は?

まとめ

この記事では、上げ馬神事は動物虐待なのか?炎上する理由と伝統への考え方について調査してきました。

700年続く祭りを簡単に辞められないことはわかります。

しかし、その方法や馬の種類など、歴史の中で今に至るまでにも変化があったことがわかりました。

現在、怪我をする馬がいる状況です。

怪我をした馬のその後は多くの場合明らかにはされません。

それでは批判があつまり炎上しても無理がないのではないでしょうか?

伝統を守りつつ、より安全な祭りになることを願っています。

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