パンダはどこで見れる？パンダのいる動物園と観覧期限を徹底調査

2024年、日本で暮らすパンダたちの数が減っていく中、残るパンダたちに会える場所や期限が気になっている方も多いのではないでしょうか。

あのふわふわの姿のんびりした動き、笹をむしゃむしゃ食べる愛らしい姿…。

貴重な機会を逃さず大切な思い出を作りたいですよね。

こんな疑問や悩みをお持ちではありませんか？

その疑問の答えはこちらです。

この記事を読めば残るパンダたちの生息地や観覧期限がわかり、どこで見られるのか、いつまで会えるのかがはっきりしますよ♪

日本のパンダ事情2024年最新版

2024年、日本で会えるパンダの数が減少しています。

しかし、まだチャンスはありますよ。

現在、日本国内で暮らすパンダは8頭。

パンダが見れる動物園は2か所に限られています。

詳しく見ていきましょう。

上野動物園の4頭

東京都台東区にある上野動物園では現在4頭のパンダが暮らしています。

その内訳は以下の通りです。

• リーリー（♂）：2005年生まれの19歳
• シンシン（♀）：2005年生まれの19歳
• シャオシャオ（♂）：2021年生まれの3歳
• レイレイ（♀）：2021年生まれの3歳

リーリーとシンシンは双子のシャオシャオとレイレイの親です。

上野動物園のパンダは中国からの貸与という形で飼育されています。

アドベンチャーワールドの4頭

和歌山県白浜町にあるアドベンチャーワールドでも4頭のパンダが暮らしています。

こちらの内訳は以下の通りです。

• 良浜（♀）：2000年生まれの24歳
• 結浜（♀）：2016年生まれの8歳
• 彩浜（♀）：2018年生まれの6歳
• 楓浜（♀）：2020年生まれの4歳

良浜を母に3頭の娘たちという珍しい女性だけの家族構成です。

アドベンチャーワールドはパンダの繁殖に成功している施設として世界的に有名です。

中国返還予定の2頭

上野動物園の4頭のうちリーリーとシンシンが2024年9月29日に中国へ返還されることが決まっています。

その理由は以下の通りです。

• 高齢による健康上の配慮
• 高血圧症状の治療が必要
• 生まれ育った環境での療養が望ましい

2頭の返還により日本で会えるパンダは6頭となります。

さらに、なんと残るシャオシャオとレイレイも、2026年2月20日が返還期限となっています。

パンダ観覧ラストチャンス？

リーリーとシンシンの返還が決まり多くのパンダファンが動揺しています。

ここでは2頭に会える最後のチャンスについて詳しく解説します。

リーリーとシンシンの観覧期限

リーリーとシンシンに会える期限は2024年9月28日までです。

以下の点に注意しましょう。

• 9月28日が最終観覧日
• 最終日の午後3時からの観覧は抽選制
• 抽選申し込みは9月3日からインターネットで受付

期限が近づくにつれ混雑が予想されます。

早めの計画を立てることをおすすめします。

お別れイベント情報

上野動物園ではリーリーとシンシンの返還に際して「リーリー＆シンシンありがとう～約5000日分の感謝を込めて～」と題したイベントを開催します。

主なイベント内容は以下の通りです。

• リーリー＆シンシンへのメッセージ募集：9月15日(日)～28日(土)
• 企画展「リーリー・シンシン生まれ故郷の中国へ」：9月3日(火)～11月24日(日)
• 飼育職員等からの寄せ書き展示：9月25日(水)～10月31日(木)

メッセージ募集は上野動物園の公式サイトで行われ140文字以内のメッセージとニックネーム（7文字以内）を投稿できます。

集められたメッセージは中国野生動物保護協会と中国ジャイアントパンダ保護研究センターにデータで届けられますよ。

企画展では子ども動物園すてっぷ外周園路といそっぷ橋欄干で、2頭の思い出や功績をパネルで紹介します。

飼育職員等からの寄せ書きは、西園のパンダのもり付近（いそっぷ橋側）に横断幕で掲示されます。

また8月31日からは「パンダのもり」エリアの公開場所や観覧方法が変更となります。

主な変更点は以下の通りです。

• リーリーとシンシン：8月31日(土)～9月28日(土)の11:00から15:30まで、室内展示2号室と3号室で公開
• レイレイ：10:00から16:00まで、主に室内展示1号室で公開（変更なし）
• シャオシャオ：原則非公開、気温が低い日は屋外放飼場Aで公開の可能性あり

リーリーとシンシンの最終観覧日となる9月28日(土)の15:00から15:30までは事前申込による抽選制（約200名）となります。

抽選の申し込みは9月3日(火)からインターネットで受け付けるそうなので要チェックですね。

なお双子のシャオシャオとレイレイは協定の期限である2026年2月20日まで上野動物園での飼育が継続されますよ。

イベントの詳細や最新情報は上野動物園の公式サイトで随時更新されるので、必ずチェックしてくださいね。

詳細は上野動物園の公式サイトで確認してください。

返還後の上野動物園の展望

リーリーとシンシンの返還後、上野動物園には2頭のパンダが残ります。

今後の展望は以下の通りです。

• シャオシャオとレイレイの観覧は2026年2月20日まで
• 新たなパンダの導入については未定
• 中国との協議次第で状況が変わる可能性あり

上野動物園でのパンダ観覧の機会は今後さらに限られる可能性があります。

貴重な時間を大切にしましょう。

和歌山で会える4頭のパンダたち

アドベンチャーワールドでは4頭の女性パンダが暮らしています。

ここでは、このユニークな家族について詳しく紹介します。

良浜ママと3人の娘

アドベンチャーワールドのパンダファミリーは母親の良浜を中心とした4頭の女性パンダで構成されています。

それぞれの特徴は以下の通りです。

• 良浜（らうひん）：2000年生まれのベテランママ。16頭の子どもを産んだ経験を持つ
• 結浜（ゆいひん）：2016年生まれ。頭のとんがりが特徴的な長女
• 彩浜（さいひん）：2018年生まれ。活発で元気いっぱいな次女
• 楓浜（ふうひん）：2020年生まれ。まだまだ甘えん坊な末っ子

この愛らしい女性だけのパンダファミリーは来園者の人気を集めています。

個性豊かな4頭の姿を観察することでパンダの家族愛や成長過程を間近で感じることができますよ。

パンダファミリーの日常

アドベンチャーワールドのパンダたちは自然に近い環境で暮らしています。

彼女たちの日常は以下のような活動で構成されています。

• 食事：1日の大半を竹を食べることに費やす
• 遊び：木登りや水遊びなど、自然を生かした遊びを楽しむ
• 休憩：木陰でのんびりと過ごす時間も大切にしている
• 交流：母娘での触れ合いや、姉妹同士の遊びも見られる

これらの日常的な姿はパンダの本来の生態を知る良い機会となります。

とくに母娘の絆や姉妹間の関係性は動物の家族愛を感じさせる貴重な光景です。

繁殖成功の秘訣

アドベンチャーワールドはパンダの繁殖に成功している施設として世界的に知られています。

その成功の秘訣は以下のポイントにあります。

• 自然に近い環境：広々とした空間と多様な植生を提供
• 専門的なケア：熟練したスタッフによる24時間体制の観察と管理
• 栄養管理：個体に合わせた最適な食事プランの策定
• ストレス軽減：来園者との距離感や静かな環境の確保

これらの取り組みによりアドベンチャーワールドでは継続的にパンダの繁殖に成功しています。

この成功例は野生動物の保護と種の保存において重要な役割を果たしており、世界中の動物園や保護施設から注目を集めています。

パンダ観覧を120%楽しむコツ

パンダに会える機会が限られている今、一度の観覧でも最大限楽しむことが大切です。

ここではパンダ観覧を120%楽しむためのコツをご紹介しますね。

ベストな見学時期と時間帯

パンダの活動は季節や時間帯によって変化します。

より良い観覧体験のために以下のポイントを押さえておきましょう。

• 春と秋：過ごしやすい気温で活動的な姿が見られやすい
• 早朝：開園直後は比較的空いており、朝食を取るパンダの姿が見られる
• 夕方：夕食前の活発な時間帯で、遊ぶ姿が見られやすい
• 雨の日：屋内で過ごすパンダの珍しい姿が見られる可能性がある

ただし個体差や当日の状況によって行動が変わることもありますよ。

柔軟な心構えで観覧を楽しみましょう。

写真撮影のポイント

パンダの可愛らしい姿を写真に収めたい方も多いでしょう。

より良い写真を撮るためのポイントをご紹介します。

• ズーム機能：パンダに近づきすぎずに、ズームを活用する
• 構図：パンダの目線や全身が入るように工夫する
• タイミング：食事中や遊んでいる瞬間を狙う
• 光の向き：逆光に注意し、パンダの表情が見えるアングルを探す

またフラッシュ撮影は禁止されていることが多いので、注意が必要ですね。

パンダの自然な姿を尊重しながら思い出に残る一枚を撮影しましょう。

混雑回避のテクニック

パンダ舎は人気スポットのため混雑することが多いです。

より快適に観覧するための混雑回避テクニックをご紹介しますよ。

• 平日訪問：週末や祝日を避け、比較的空いている平日を選ぶ
• 開園直後or閉園前：人が少ない時間帯を狙う
• 逆回りのコース取り：多くの人と逆の順路で回ると、パンダ舎に着いた時に空いていることも
• 天気予報チェック：雨天予報の日は比較的空いていることが多い

また動物園の公式サイトで混雑状況をチェックできる場合もあります。

事前に情報を確認してスムーズな観覧計画を立てましょう。

まとめ

この記事では日本で残るパンダが見れる動物園と観覧期限、2024年のパンダ事情について詳しく紹介しました。

2024年の日本のパンダ事情は上野動物園とアドベンチャーワールドを中心に展開しています。

上野では4頭のパンダが人気を集め、和歌山では良浜ママと3人の娘たちが話題を呼んでいます。

とくにリーリーとシンシンの観覧期限が迫っているため、パンダファンにとっては見逃せないラストチャンスとなっています。

パンダに会える機会が限られている今、一度の観覧でも最大限楽しむことが大切ですね。

かわいいパンダたちとの出会いを、心ゆくまで楽しんでいただけますように。

そしてパンダたちの幸せを願いながら温かく見守っていきましょう。