『アーヤと魔女』はジブリっぽくない?原作とあらすじ徹底解説【必見】

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アーヤと魔女、ジブリっぽくないって本当?

原作やあらすじも気になるね

ジブリ映画の『アーヤと魔女』ですが、ジブリっぽくないと話題です。

ジブリっぽくない理由や原作、あらすじが気になりますよね?

この記事では、『アーヤと魔女』がジブリっぽくない理由と、原作やあらすじについて徹底解説していきます。

この記事で分かること!
  • 全編3DCGで描かれた新しいジブリワールド
  • したたかな主人公アーヤの成長物語
  • 原作と映画、それぞれの魅力
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目次

アーヤと魔女の作品概要

出典:スタジオジブリ公式HP

『アーヤと魔女』は、スタジオジブリにとって記念すべき全編3DCGアニメーション作品です。

原作は『ハウルの動く城』の作者であるダイアナ・ウィン・ジョーンズの同名児童小説で、宮崎駿の長男である宮崎吾朗監督が、新たな挑戦に挑んだ意欲作となっています。

本作の見どころは以下の3点です。

それでは、本作の革新的な取り組みについて詳しく見ていきましょう。

ジブリ初の全編3DCG作品

『アーヤと魔女』は、スタジオジブリ初となる全編3DCGアニメーション作品です。

従来のジブリ作品は手描きのセルアニメーションが主流でしたが、本作では3DCGによる新たな表現にチャレンジしています。

3DCGならではの立体的な映像は、魔法の世界をより幻想的かつリアルに描き出すことに成功しています。

  • 時代の流れに対応しつつ、新たな表現領域に挑戦する意欲が感じられる
  • 従来のファンだけでなく、若い世代の観客の開拓も狙っている

ジブリが全編3DCGに挑んだ背景には、アニメーション表現の可能性を広げていこうとする決意があるのかもしれません。

原作者ダイアナ・ウィン・ジョーンズについて

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『アーヤと魔女』の原作者は、イギリスの児童文学作家ダイアナ・ウィン・ジョーンズです。

ジョーンズはジブリファンにもおなじみの『ハウルの動く城』の原作者で、独自のファンタジー観とユーモアのセンスが高く評価されています。

  • 『ハウルの動く城』でもジョーンズ作品の魅力をジブリが見事に映像化
  • 『アーヤと魔女』はジョーンズの遺作であり、彼女との深い縁を感じる

スタジオジブリとジョーンズ作品の相性の良さは、本作でも遺憾なく発揮されているといえるでしょう。

宮崎吾朗監督の挑戦

本作の監督を務めるのは、宮崎駿監督の長男である宮崎吾朗です。

吾朗監督は『ゲド戦記』や『コクリコ坂から』などのジブリ作品でも監督を務めてきました。

  • 3DCGアニメーションという新たな表現手法へのチャレンジ
  • 『アーヤと魔女』という斬新な物語の映画化にも意欲的

次世代のジブリを担う吾朗監督が、ジブリ作品の新境地を切り拓こうとする姿勢がうかがえます。

ファンタジーの中に巧みに織り込まれる繊細なヒューマンドラマにも注目です。

アーヤと魔女のあらすじ

出典:スタジオジブリ公式HP

つづいて『アーヤと魔女』のストーリーを、簡単にまとめてみました。

孤児院で育った少女アーヤが魔女の家で暮らすことになり、数々の困難に立ち向かう、というのが大まかなあらすじです。

ネタバレを避けつつ、物語の展開を追ってみましょう。

孤児院で育つアーヤ

主人公のアーヤは、赤ん坊の頃に孤児院に預けられ、そこで10年ほど暮らしてきました。

利発な性格のアーヤは、周囲の子どもたちや先生からも一目置かれる存在です。

  • 退屈ながらも、不自由なく幸せに暮らすアーヤ
  • ある日、見知らぬ夫婦が現れ、アーヤを引き取っていく
  • 女性が魔女だと知り、新生活に期待を膨らませるアーヤ

アーヤの人生の転機となる出来事が、ここから始まります。

魔女の家での新生活

ところが、アーヤを引き取ったベラとマンドレイク夫婦の家での生活は、彼女の想像とはかけ離れたものでした。

  • 魔法の手ほどきを受けるどころか、下働きとしてこき使われる日々
  • 魔女の飼い猫トーマスと心を通わせ、絆を深めていくアーヤ
  • 厳しい状況下でも、前向きに生きる強さを見せるアーヤ

辛い日々を乗り越える中で、アーヤは少しずつ成長していきます。

アーヤの反撃と成長

我慢の限界を迎えたアーヤは、自分を脅かすベラへの反撃を開始します。

  • 魔女や使い魔たちの隙を突いて、彼らを出し抜くアーヤ
  • 魔法の呪文を盗み見たり、魔女たちから学んだりしながら成長
  • ベラを手玉に取りながら、窮地を切り抜ける知恵と勇気

どんな困難にもめげずに立ち向かうアーヤの姿は、観る者の心を打ちます。

意外な真実の発覚

物語終盤、アーヤの知られざる過去が明らかになります。

  • アーヤの母親もまた魔女だった
  • ベラやマンドレイクとは旧知の仲だった母
  • 事情があってアーヤを孤児院に預けざるを得なかった経緯が判明

思いがけない母との再会を果たしたアーヤ。新たな一歩を踏み出す彼女の未来とは?

ジブリっぽくない理由とは

出典:スタジオジブリ公式HP

これまで見てきたように、『アーヤと魔女』はこれまでのジブリ作品とはやや趣の異なる印象を受ける作品でした。

その「ジブリっぽくない」と感じられる理由について分析してみましょう。

『アーヤと魔女』のどのような点が、従来のジブリ作品とは一線を画しているのでしょうか。

3DCGアニメーションの採用

何といっても本作最大の特徴は、ジブリ初の全編3DCGアニメーションという点に尽きるでしょう。

手描きのセルアニメーションを主体としてきたジブリ作品において、フル3DCGは画期的な挑戦と言えます。

  • 従来のジブリ作品とは明らかに異なる映像表現
  • 立体感のあるキャラクターの造形と動き
  • 3DCGならではのカメラワークや演出面での新機軸

一方で、ジブリアニメの特徴である手描き感や温かみとは異なる印象を感じる観客もいるかもしれません。

主人公アーヤの性格設定

主人公のアーヤの性格も、これまでのジブリヒロインとは一風変わっています。

素直で心優しいヒロインが多かったジブリ作品において、アーヤは周囲の人を巧みに操る、したたかな一面を持つ少女です。

  • 周囲の大人を手玉に取る、利発でずる賢い性格
  • 自分の望む生活を手に入れるため、手段を選ばないしたたかさ
  • 一方で仲間思いの一面も持ち合わせた、複雑なキャラクター性

純粋で一途なキキや千尋とは対照的な、「悪い子」的要素を備えたヒロインと言えるでしょう。

90年代イギリスの時代背景

物語の舞台となっているのは、1990年代のイギリス。

日本や架空の世界を舞台にすることの多かったジブリ作品では、珍しい設定だと言えます。

  • 現代に近い時代の海外が舞台
  • 作中に登場する電化製品や生活様式
  • 当時の英国の社会情勢や文化的背景

宮崎駿監督の『風立ちぬ』など、近代の日本を描いた作品はいくつかありますが、『アーヤと魔女』のような海外の近現代が舞台の作品は稀です。

ロックミュージックの要素

背景となっている1990年代は、作中でも70年代のロックミュージックへの言及が見られるように、英国ロック文化の色濃い時代でした。

そのロックミュージックの要素が、本作では重要なモチーフとして織り込まれています。

  • 物語のカギを握る劇中バンド「EARWIG」の存在
  • 英国ロックを意識した音楽シーンや楽曲
  • アーヤの母親が元ロックミュージシャンという設定

ファンタジー作品でありながら、ロックサウンドを全面に打ち出しているのは、ジブリ作品としては異色の試みと言えそうです。

原作との主な違い

出典:スタジオジブリ公式HP

次に、原作小説とアニメーション版の物語や設定の違いを見ていきましょう。

『ハウルの動く城』など、過去にもジブリが手掛けてきたダイアナ・ウィン・ジョーンズ原作の映画化作品がありますが、原作を独自の解釈で読み替える”ジブリ化”が施されることが少なくありません。

『アーヤと魔女』でも、いくつかの興味深い違いが見られます。

原作ファンにとっても注目のポイントではないでしょうか。

物語の舞台設定の変更

原作小説の舞台が現代のイギリスであるのに対し、アニメ版では1990年代のイギリスに設定が変更されています。

この変更により、作品の雰囲気も大きく変わっています。

  • 現代から90年代への時代設定の変更
  • 70年代ロックへのオマージュという新たな要素の追加
  • アーヤの母親の設定が大幅に変更され、元ロックミュージシャンという新設定に

特に母親の設定変更は、後述するように物語の大きな違いにもつながっているようです。

キャラクターの描写の違い

登場人物の性格や立ち位置にも、原作とアニメで違いが見られます。

  • ベラの性格が原作よりも邪悪で威圧的な印象に
  • 原作には登場しない使い魔のキャラクターが新たに登場
  • 原作では重要な役割を担うマンドレイクの影が薄い

アニメ版では、ベラの悪役としての側面がより強調されている一方、マンドレイクの存在感は減少しているようです。

追加されたオリジナル要素

原作にはない、アニメオリジナルの要素も多数盛り込まれています。

  • 魔法の描写が視覚化され、より具体的に描かれている
  • ラストのアーヤと母親の再会シーンは映画オリジナル
  • 母親の過去や、ベラ・マンドレイクとの関係性など、原作にはない設定が追加

これらの新要素は、アニメーションならではの表現を活かしたものだったり、キャラクターの背景を補完する役割を果たしているものと言えるでしょう。

エンディングの解釈

原作とアニメでは、ラストシーンの内容にも違いが見られます。

原作では触れられていないアーヤの母親との再会が、アニメ版では物語の重要なクライマックスとして描かれています。

  • 母の登場によって明かされる、アーヤの出生の秘密
  • 母との再会が示唆する、アーヤの新たな人生の始まり
  • ラストシーンに込められた、アーヤの未来への期待と不安

アニメ版のエンディングは、アーヤのアイデンティティーの問題に一つの答えを提示すると同時に、彼女の新たな旅立ちを予感させるラストとなっています。

母娘の絆や、家族の秘密といったテーマが凝縮された、より感動的な結末だと言えるでしょう。

アーヤと魔女の魅力

出典:スタジオジブリ公式HP

ここまで『アーヤと魔女』の物語や特徴を見てきましたが、本作の魅力はどのような点にあるのでしょうか。

ジブリ作品の常識を覆すような斬新な要素の数々も、本作の大きな魅力と言えます。

それぞれの魅力について、もう少し掘り下げていきましょう。

したたかな主人公の成長物語

何と言ってもアーヤという主人公の魅力は抜群です。

周囲の大人をも手玉に取るほどの知恵と機転を持ち合わせた、したたかな少女。

純真無垢なヒロインが多かったジブリ作品の中では、異色の存在と言えるでしょう。

  • 窮地を切り抜ける知恵と行動力
  • どんな逆境にもめげない強かさ
  • 仲間思いの優しさも持ち合わせた、魅力的なキャラクター

そんなアーヤが数々の苦難を乗り越え、一回りも二回りも成長していく姿は、観る者の心を打つものがあります。

魔法世界の新しい描写

『アーヤと魔女』が描く魔法の世界も、ジブリ作品らしからぬ独特な雰囲気を醸し出しています。

  • 呪文や魔法薬などの具体的な魔法描写
  • 3DCGを活かしたダイナミックな魔法シーン
  • 現代社会に溶け込む、リアルな魔法使いたちの姿

『魔女の宅急便』に代表されるような、ほのぼのとした魔女の物語とは一線を画した、ダークでシリアスな魔法ファンタジーの世界観が特徴的です。

家族の絆をテーマにした展開

魔法や冒険のファンタジー作品でありながら、本作のテーマのひとつに「家族の絆」があるのも見逃せません。

孤児として育ったアーヤと、行方知れずだった母親の再会は、物語に大きなインパクトを与えています。

  • 母との再会が示す「家族」の意味
  • アーヤのアイデンティティーにも関わる重要なテーマ
  • 子供を想う母の愛情や、親子の絆を描いた感動的なドラマ

『となりのトトロ』や『おもひでぽろぽろ』など、家族愛をテーマにした作品はジブリ作品の中にもいくつか見られますが、『アーヤと魔女』もまた、家族の物語としての側面を持っているのです。

現代社会へのメッセージ性

ファンタジー作品である一方で、現代社会に通じるメッセージ性も本作の魅力のひとつだと言えます。

それは、生きづらさを感じるこの時代を、前向きに、したたかに生き抜くことの大切さです。

  • 逆境に立ち向かい、道を切り拓くアーヤの生き方
  • 時には周囲を「利用」することも厭わない、したたかな姿勢への共感
  • 自分の人生を、自分の力で切り拓いていく強さの称賛

「良い子」ではないアーヤのような生き方こそ、現代を生き抜く私たちに必要なのかもしれません。そんな風に感じさせてくれる作品なのです。

ジブリ作品としての新たな挑戦

出典:スタジオジブリ公式HP

これまで見てきたように、『アーヤと魔女』はジブリ作品の新境地を切り拓く、野心的な一作だと言えます。

その斬新な試みは、スタジオジブリにとっての転換点とも言えるインパクトを持っているのかもしれません。

『アーヤと魔女』から見えてくるジブリの未来の姿とは、どのようなものでしょうか。

従来のジブリ作品との違い

本作の特徴は、これまでのジブリ作品の常識を覆すような新しい要素が随所に散りばめられている点です。

  • フル3DCGアニメーションという新たな表現形式
  • これまでにない、ダークでシニカルなストーリー展開
  • 舞台となる1990年代の海外の設定
  • 劇中に流れるロックテイストの音楽

この独特な作風は、ジブリ作品の新しい可能性を感じさせるものであり、今後のジブリ作品の方向性を占う上でも注目すべきポイントだと言えるでしょう。

3DCGによる表現の可能性

本作で採用された3DCGアニメーションという手法は、今後のジブリ作品の表現の幅を大きく広げる可能性を秘めています。

  • 精細に作り込まれた背景や小物の描写
  • リアルな質感を生み出す高度なマテリアル表現
  • カメラワークの自由度の高さと、ダイナミックな映像表現

もちろん、3DCGにもセルアニメーションにはない独特の魅力があります。

手描きの温かみとは異なる、リアルでダイナミックな映像体験を観客にもたらしてくれるのです。

3DCGという新たな表現ツールを得たことで、ジブリ作品の可能性は大きく広がったと言えるでしょう。

新しい観客層の開拓

『アーヤと魔女』の斬新な作風は、これまでのジブリファンとは異なる新たな観客層の開拓にもつながるかもしれません。

  • 3DCGアニメーションに馴染みのある若い世代へのアピール
  • ダークファンタジーやシニカルな物語を好む層の取り込み
  • 海外の観客への訴求力の高さ

『アーヤと魔女』は、従来のジブリファンのみならず、新しいタイプの観客をも惹きつける可能性を秘めた作品だと言えます。

多様な観客を取り込むことで、ジブリ作品のファン層の裾野を広げる効果も期待できるのではないでしょうか。

ジブリの未来への展望

『アーヤと魔女』は、スタジオジブリの新たな挑戦であると同時に、ジブリアニメーションの未来を占う重要な一作とも言えます。

本作の革新的な試みは、これからのジブリ作品の方向性に大きな示唆を与えてくれるはずです。

  • 3DCGを活用した、新たなビジュアルスタイルの確立
  • 現代的でダークなテーマを取り入れた、物語性の追求
  • 海外市場を意識した、グローバルな作品作り

「ジブリらしさ」を大切にしながらも、時代に合わせて変化し、進化し続けていく。

『アーヤと魔女』は、そんなジブリの未来への第一歩を印象づける作品だったのかもしれません。

今後のジブリ作品がどのような道を歩んでいくのか。

『アーヤと魔女』が示した新たな可能性に、大きな期待が寄せられています。

\ジブリ作品を見たくなったらぜひ、こちらの記事を参考にしてみて下さいね/↓↓↓

まとめ

この記事では、『アーヤと魔女』がジブリっぽくない理由と、原作やあらすじについて徹底解説してきました。

この記事のポイント!
  • ジブリ初の全編3DCG作品
  • したたかな主人公の成長物語
  • 原作とは異なる要素も多い

「アーヤと魔女」は、ジブリ初の全編3DCG作品として注目を集めました。

孤児院育ちのアーヤが魔女の家で新生活を始め、成長していく物語です。

3DCGアニメーションの採用や90年代イギリスの時代背景、ロックミュージックの要素など、従来のジブリ作品とは異なる特徴が多く見られます。

原作との違いも多々ありますが、家族の絆をテーマにした展開や現代社会へのメッセージ性など、ジブリ作品ならではの魅力も感じられる作品となっています。

新しいジブリの形を見られて面白かったね

従来のジブリ作品との違いを楽しみながら、アーヤの成長や家族の絆に注目してみてください♪

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